審美歯科と美容歯科の違いとは…?

審美歯科と美容歯科の違いとは…?
ピンク
ねぇ、レッド、みんな!こんな情報を見つけたんだけど…

「口腔からウェルエイジング」というのはアンチエイジングの話よね?
口腔からウェルエイジングを目指す、デンタルクリニックが6月20日(土)にグランドオープン
~グランプロデンタルクリニック 銀座~
(株式会社プロラボホールディングス/PR TIMES 2020年6月29日 09時50分 配信)

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レッド
レッド
その通りだ、ピンク。
どれどれ、ちょっと見せてくれ…

グランプロデンタルクリニック銀座は、健康寿命の延伸を実現するため、皆様の「顎口腔機能の健康と美しさ」の回復・維持をお手伝いいたします。

「顎口腔機能の健康と美しさ」は、ウェルエイジングの実現に不可欠です。そのために有効な食事習慣をサポートすることで、健康を支える腸内活動へとつなげます。

 

ブルー
ブルー
このあいだ「エイジングケア」という言葉の説明ついでに厚生労働省の医療広告ガイドラインについて説明しただろう?

この「ウェルエイジング」もあれと同様、やはり「アンチエイジング」の代わりによく使われるようになった言葉だ。

「エイジングケア」とは、年齢に応じた肌のお手入れ…だけ?!

グリーン
グリーン
そもそも、このあいだ話した2018年に改正された医療法の広告規制よりも10年以上も前から、アンチエイジングの「アンチ」という言葉のニュアンスを嫌う人たちは国内でも海外でも多かったんだ。

さらに言うと、「アンチ」という言葉だけでなく、加齢や老化という自然な現象に対して対抗しようという発想自体を嫌う人たちも多かった。
ピンク
ピンク
あらあら、みんな話を先にどんどん進めちゃうのね。
でも、聞きたかったのは「口腔からウェルエイジング」のことではなくて、この資料に書いてあるこの部分。
1.審美歯科(嚙み合わせ治療、インプラント、矯正)
2.美容歯科(ホワイトニング、クリーニング、ウェルエイジング美容歯科)

どっちも美しさが関わる治療のようだけど何が違うのかしら?
イエロー
イエロー
あー、なーんだ、審美歯科と美容歯科の違いが分からないわけ?

では俺が説明して…じゃなくて、俺のバイブル、ウィキペディアに説明してもらおう。

審美歯科(しんびしか)とは、美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野のこと。
(中略)
日本歯科審美学会では歯科審美学を次のように定義している。
「歯科審美学とは、顎口腔における形態美・色彩美・機能美の調和を図り、人々の幸福に貢献する歯科医療のための教育および学習に関する学問体系である。」

出典:「審美歯科」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年7月2日 (木)

 

イエロー
イエロー
ふむふむ、なるほど。
で、美容歯科の方はというと…

え、無い?!
どうした、ウィキペディア?!
レッド
レッド
またいつものパターンのようだな、イエロー。
ブルー、解説を頼む!

「いたたた…!」
エルセーヌのエステ体験行ってみた!
【画像あり】

審美歯科と美容歯科の違いとは…

 

ブルー
ブルー
まず、以前、美容クリニック検索サイト『美容ヒフコ』の話のついでに、「診療科」や「標榜(ひょうぼう)」について説明したことがあっただろう?

歯科の場合、この「審美歯科」や「美容歯科」という名称を治療内容・分野の説明などに使うことは可能だが、標榜可能な診療科としてはあくまでも、単に「歯科」、あるいは「小児歯科」「矯正歯科」「小児矯正歯科」「歯科口腔外科」などに限られる。

裏を返すと、正式な診療科名でない場合の定義や守備範囲は曖昧になりがちだ。
それは「審美歯科」と「美容歯科」の区別の場合も例外ではない。

美容クリニック検索サイト『美容ヒフコ』オープン! ところで…

グリーン
グリーン
ピンクが持ってきたこの資料にある、「この治療を「審美歯科」と呼んでいます」とか「当院でご提案する「美容歯科」とは」という表現にもその予防線が感じられるね。

そもそも、どちらか片方しか掲げていない歯科クリニックの場合でも、その片方の一環としてセラミックス治療やホワイトニングをやっている場合が多いので、区別や分類についてはあまり細かく考えても仕方ないとも言えるけど。

ただ、両方を掲げているクリニックの場合、患者の混乱を避けるためもあって、ハウスルール的であれ何かしらの線引きをしている場合が多いようだね。

ちなみに多くの歯科クリニックの説明で共通しているのは、審美歯科の場合は歯や歯茎の機能の回復や、かみ合わせの全体的な機能の改善を優先した上で、あくまでもその機能性を維持できる範囲内でできるだけきれいな歯並びや口元を目指す…という優先順位になっている点かな。

美容歯科の場合はもともと美容整形の一分野として発展した経緯があるため、見た目の美しさを重視・優先して治療する傾向が強いね。
ブルー
ブルー
そう、そしてその「美容整形」も、以前も話した通り、正式な診療科名ではなかったからこそ、守備範囲を口の中というか歯にまで拡大することができたとも言える。

ちなみに口の中を扱う診療科としては口腔外科もある。

口腔外科と歯科の間では昔から縄張り争いのようなことが起きることがあったのだが、最近は特に歯科が美容分野で守備範囲を拡大しているということもあって、患者にとっては分かりにくく迷うことも多い。
ピンク
ピンク
なるほどね。
さっき言っていた「歯科口腔外科」ならそういう問題が少なそうね。

それにしても、美容が絡むと顔も体も、そして口の中まで、何かと複雑になるわね。

このあいだの『美容ヒフコ』の話のときに聞いた美容外科と美容皮膚科の話や、同じ「日本美容外科学会」という名前で存在する2つの学会の話とか…
イエロー
イエロー
なんだか政治的にもドロドロしたものがありそうだね~
グリーン
グリーン
ま、美容が絡む分野はほとんどが保険診療ではなく自由診療。
なので開業医のクリニックやチェーン展開しているクリニックが多い。

商売ならではのドロドロというか、仁義なき戦いが勃発することもあるんだな。
ちなみに政治的なドロドロというなら大学病院や学会の方がある。

その辺りの話はまた別の機会に話そうか。

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ブルー
ブルー
あと、この資料にはキーワード的に散りばめられているだけだが、歯科や口腔外科の領域ではアンチエイジング、特に高齢者のアンチエイジング面で重要な「オーラルフレイル」という概念がある。

食べ物を噛んだり飲み込んだり、あるいは発音したりという口の機能低下が、「フレイル」と呼ばれる全身的な虚弱状態の兆候になるということ。

さらには、そのような機能が悪化する悪循環の原因にもなるという概念だ。

今回の資料に書かれている「顎口腔機能の健康」が、「健康を支える腸内活動」や「ウェルエイジング」、「“健康寿命延伸”に貢献」につながる背景にはこれが関わっている。

この話もまた別の機会に話すことにしよう。
レッド
レッド
ブルー、グリーン、ありがとう!

みんな、いまブルーが言ったキーワードについてはそれぞれ調べておいてくれ。
みんな
みんな
レッド、了解!