紫外線は5月が一番強い?! エイジングケアはどうする?【前編】

紫外線は5月が一番強い?! エイジングケアはどうする?【前編】

 

ピンク
ねぇ、レッド、みんな、ちょっと大変!
さっきテレビで「紫外線は5月が一番強い」って言ってたわ。
あまり外を出歩いたりしない方が良いかしら…
グリーン
というか、俺たちは一応、東京都民。
まだコロナウイルス緊急事態措置は継続中だから、どっちにしろ出歩くべきではないんじゃないかな?
イエロー
イエロー
ていうか、ピンク、俺たちはこんなマスクと衣装…じゃなくて戦隊スーツを着ているんだから、紫外線なんか気にしなくて良いんじゃないの?
レッド
レッド
そんなことよりも、「紫外線が5月が一番強い」というのは本当か、ブルー?

紫外線の季節変化と日変化

 

ブルー
ブルー
うむ… 半分ハズレで半分アタリだ。
まずはこれを読んでくれ。

●「紫外線に関する質問」(気象庁)

「紫外線の季節変化・日変化について」

Q1 紫外線量が1年で最も多いのは何月ですか?
A1 その年の天候に大きく影響されますが、一般的に夏に紫外線量が多くなります。国内では、7~8月に紫外線量が年間で最も多くなります。

Q2 紫外線は5月が最も多いと聞いたのですが?
A2 紫外線の季節変化について「紫外線は5月に最も多い」「5月の紫外線は真夏とほぼ同じ」と言われることがありますが、これはオゾン層での吸収がほとんどないUV-A領域の紫外線のことと考えられます(特に6~7月に梅雨時期となる地域に当てはまります)。一方、気象庁で観測しているUV-B領域の紫外線および紅斑紫外線は、そのほとんどがオゾン層で吸収されます。上空のオゾン量は、日本付近では春に多く、夏から秋にかけて少なくなる季節変化をしています(ただし、南西諸島付近では冬季に最も少なくなります)。このオゾン層の季節変化によって、UV-A領域とUV-B領域の紫外線の季節変化は異なっているのです。

出典:気象庁ホームページ「紫外線に関する質問」

 

ブルー
ブルー
「半分ハズレで半分アタリ」という意味を分かってもらえたかな?

一口に「紫外線」と言っても、地表に届く紫外線にはUVAとUVBの2種類があるんだ。

いや、正確にはUVCもある。地球のオゾン層にブロックされるので地表までは届かないが。
イエロー
イエロー
ちょちょ、ちょっと待ってくれよ、ブルー。
そのAだのBだのCだのって、いったい何なんだ?
ブルー
ブルー
紫外線というのは、地表に届く太陽光の中で最も波長の短いタイプの光線だ。

その紫外線の中でも波長の違いによって、UVAと呼ばれる「紫外線A波」、UVBと呼ばれる「紫外線B波」、UVCと呼ばれる「紫外線C波」の3つに分かれるんだ。

この図を見るのが分かりやすいだろう。
ブルー
ブルー
この図には書いていないが、地表に届く紫外線の90~95%はUVAだ。
UVAは肌に急激なダメージを与えるタイプの紫外線ではないのだが、蓄積するようなダメージをジワジワと与える。

UVBの方は、地表に届く紫外線の5~10%程度しかないのだが、肌に急激なダメージを与える。
いわゆる日焼けによる炎症反応やシミのような色素沈着だ。

アンチエイジングにはどちらの対策も必要だが、UVAの方は短期間で目に見える変化が現れないのでやっかいだ。

UVAは「エイジング(aging)のA」!

 

ピンク
ピンク
なるほどね、ブルー、ありがとう。
赤くなる日焼けのことは英語で、やけどの「burn」という単語を使って「サンバーン(sunburn)」、茶色になる日焼けのことは「サンタン(suntan)」というから、UVAは「エイジング(aging)のA」、UVBは「バーニング(burning)のB」と覚えると分かりやすいわね。
ブルー
ブルー
それは良い覚え方だ、ピンク。

さっきも言った通り、UVBはシミの原因にもなるのでエイジングと無関係なわけではない。
だが、肌のエイジングケアではUVAによる長期的で奥深いダメージを甘く考えてしまいがちなので、そのことを意識する上でそれは良い覚え方だ。

で、「紫外線は5月が一番強い」という本題に戻ると、紫外線はこのUVAとUVBの違いや計測する場所や時間帯、天気などさまざまな要素に左右されるのだが、過去のデータからは必ずしも5月が一番強いとは言えないというのが答えだ。

ちなみに5月にUVAの観測値が一番高かったデータがないわけではない。
これが化粧品メーカーなどでよく使われるデータだ。
●有害紫外線モニタリングネットワーク「2016年 つくば局観測データ」
 (国立環境研究所 )

残念ながら月別データの公表は2017年で終わって、翌年以降はすべてのデータ更新が終わってしまったが…
グリーン
グリーン
なるほど、ブルー、これは興味深いデータだな。
ブルー
ブルー
ま、見ての通り、UVBに比べるとUVAは冬でも弱まり方が少ないし、5月でも真夏並みに強い日も多い。
UVAの場合、長年かけてジワジワと肌にダメージを与えるので、エイジングケアという意味では、5月からは…というか、5月よりも前から気をつけておく必要があるということだ。
レッド
レッド
ありがとう、ブルー!
では、何にどう気をつけたら良いのかなど、次回、続きをよろしく!
いいか、みんな、今日の合言葉を忘れないでくれ。
みんな
みんな
レッド、了解!

U-V-A! エイジング(aging)のA!
U-V-B! バーニング(burning)のB!
 

紫外線は5月が一番強い?! エイジングケアはどうする?【後編】

【決定版!】アンチエイジングの基本要素とは… 3+2+1=6要素!